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マウスピース型矯正装置「インビザライン」の費用についてのご質問
患者様からのご質問
マウスピース型矯正装置「インビザライン」について。治療前にかかるお金と、分割払いで調整料込みで月々かかるお金は何円くらいなのでしょうか?また、八重歯がある、歯が重なっているという場合、マウスピース型矯正装置「インビザライン」での治療は可能なのでしょうか?
当院からのお返事
当院におけるマウスピース型矯正装置「インビザライン」の治療費用は以下の通りです(2022年9月現在)
検査費用:27,500円(税込)
基本料金:770,000円(税込)
調整費用(動的期間):5,500円(税込)
調整費用(保定期間):3,300円(税込)
矯正治療は自費診療であるため地域やクリニックによって治療費がことなります。あくまで参考程度にお考えください。
このうち、治療前にかかる費用:マウスピース型矯正装置「インビザライン」治療を開始する前に220,000円(税込)をお支払いいただいております。
治療開始後にかかる費用:基本料金の残金550,000円(税込)+調整料5,500円(税込)です。
基本料金の残金550,000円(税込)については予想される治療期間に応じて分割期間を設けております。1年前後の治療期間なら550,000円/12か月=約45,800円(税込) これに調整料の5,500円が必要になるので、月当たり約51,300円になります。
2年前後の治療期間の場合には55,0000円/24か月=約22,900円 これに調整料の5,500円が必要になるので、月当たり約28,400円になります。
八重歯にも治療が難しい症状から容易な症状まで様々ありますから実際に診察してみないことには可能か否かお答えすることはできませんが、一般的に抜歯を必要とする症状の場合にはマウスピース型矯正装置「インビザライン」での治療は難しいケースが多いと考えています。
マウスピース型矯正装置「インビザライン」は健康保険が適応されるか
歯列矯正の多くは自費診療となります(一部、顎の離断を必要とする顎変形症と、唇顎口蓋裂等、厚生労働大臣が定める疾患に付随する不正咬合の矯正治療は健康保険が適応可能です。保険適用の矯正治療についてはこちらのページをご参照ください)。
仮に保険適用の諸条件を満たしていてもマウスピース型矯正装置「インビザライン」を治療器具として使用した場合にはマウスピース型矯正装置「インビザライン」が現在のところ保険適応可能な治療器具ではないため健康保険の適用外となります。
治療の目安
- 治療内容
- 矯正装置を通じて歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かし、歯並びと噛み合わせを治します。
- 治療期間・回数
- 矯正 1年半~2年前後・1回/2~3か月 保定 2年前後・1回/3~4ヶ月
- 一般的な治療費総額の目安(自費)
- 約870,000円(税込)
- リスク、副作用
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- 歯みがきが不完全なまま長時間マウスピースを装着すると虫歯や歯周病のリスクが高くなるので、念入りな歯みがきが必要になります。
- 初めてマウスピースを装着した時や取りかえた後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。
- 小児や骨格性要因を含む症例には適さず、精密な歯の移動は原則として困難で満足な結果が得られない場合があります。
- 適切な装着時間を守らないと歯が動かず、治療期間も延長します。
- 歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- リテーナー(保定装置)を適切に使用しない場合は、後戻りすることがあります。
【マウスピース型カスタムメイド矯正装置「インビザライン」について】
- マウスピース型矯正装置「インビザライン」は、日本国内では医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認の医療機器です。材料については日本の薬事認証を得ております。
- 米アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザライン・ジャパン社から入手しています。
- 日本国内において医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けている同様の医療機器は複数存在します。
- 1998年にFDA(米国食品医薬品局)により、医療機器として認証を受けています。
- 日本では完成物薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。