前歯のでこぼこ(叢生)の歯列矯正治療例25|アクイユ矯正歯科クリニック(所沢市)|埼玉県新所沢駅の矯正歯科医院
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前歯のでこぼこ(叢生)の歯列矯正治療例25

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叢生治療例25(上下顎両側第一小臼歯抜歯)

症状・治療方針・治療
初診時年齢:22歳
性別:女性
主訴:前歯が大きい、前歯が出ている
症状・治療方針
叢生(そうせい)とは歯の大きさに対して顎の大きさが小さいため歯が並びきらずに凸凹している状態をいいます。典型的な症状としては八重歯があります。本症例は八重歯ではありませんが、上下顎の側切歯が舌側転位しています。
歯を配列するスペースを確保するために上下顎両側第一小臼歯を抜歯することとしました。上顎に舌側矯正装置、下顎に唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用し、大臼歯が手前に移動することを防止する目的で歯科矯正用アンカースクリューを上顎の口蓋正中に植立しました。

叢生治療例25 初診時上顎咬合面叢生治療例25 治療中上顎咬合面叢生治療例25 終了時上顎咬合面叢生治療例25 初診時正面叢生治療例25 治療中正面叢生治療例25 終了時正面

叢生治療例25 初診時下顎咬合面叢生治療例25 治療中下顎咬合面叢生治療例25 終了時下顎咬合面

叢生治療例25 初診時側面叢生治療例25 治療中側面叢生治療例25 終了時側面

治療について
治療中の上顎の写真はアンカースクリューを土台にして前歯を後方に牽引しているところです。アンカースクリューがなければ奥歯から前歯を牽引することになりますが、そうすると抜歯スペースの凡そ半分程度は奥歯が手前に動いてきてしまいます。
また、下顎の左側の奥歯の虫歯治療を並行して行っています。よく、矯正治療中に虫歯になったら?というご質問をいただくのですが、このように矯正装置を装着したまま虫歯の治療を行えることも多いですし、よほど大きな虫歯でなければ矯正治療と並行して虫歯の治療を行うことができます。

治療の目安

主訴
前歯が大きい、前歯が出ている
診断名
Angle1級叢生
年齢
22歳 女性
治療に用いた主な装置
上顎:舌側矯正装置 下顎:唇側矯正装置 歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位
上下顎両側第一小臼歯
治療期間
30か月 / 月に約1回の通院
治療費
約1,220,000円(税込)
リスクと副作用
  • 治療中は歯みがきしにくい箇所ができるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなるので、念入りな歯みがきが必要になります。
  • 初めて矯正装置を装着した時や調整した後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。
  • また、治療当初は装置が舌にあたり、発音のしづらさや食べづらさなど感じることがあります。
  • 歯並びを整え、咬み合わせを改善するために、やむを得ず健康な歯を抜くことがあります。
  • 歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • 矯正治療は患者様の協力度に左右されることのある治療です。顎間ゴムなどを歯科医師の指示通りに使用しないと期待した治療結果が得られないことがあります。

Case1:空隙歯列1(マウスピース型カスタムメイド矯正装置「クリアアライナー」、非抜歯)
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