診療用補助ライト|アクイユ矯正歯科クリニック(所沢市)|埼玉県新所沢駅の矯正歯科医院
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診療用補助ライト

Dr.Kimヘッドランプ


ヘッドランプはLEDライト頭部に固定して、口腔内を明るく照射することができます。LEDライトの明るさも十分すぎるくらいに明るいです。
以前も類似の製品は数多くあったのですがこの製品は充電池の軽さ、頭部へのフィット感の良さなどからかなりのヒット商品になったようです。私の知り合いの歯科医師もかなりの確率で持っていますし、従来からアイデアそのものはあった製品をここまで使いやすくしたKim先生は凄いと思います。

さらに、このヘッドライトにはオプションで拡大鏡を付属することもできます。

私が使用しているのは1.5倍率ですが、2.5倍率、4倍率という製品もあります。2.5倍率も購入してみたのですが拡大率が大きすぎて一瞬どこを見ているのか判らなくなり頭がクラクラしました。
矯正治療は口腔内全体を見ながらの診療になるのであまりに大きな拡大率は必要ありませんでした。唯一の欠点はLEDライトが強力すぎるからか光の波長の問題なのか解りませんが光重合レジンが硬化してしまうことです。

ペンライト

ペンライト|埼玉県所沢市|アクイユ矯正歯科クリニック

性能的にはホームセンターに売ってる物とさほど変わらないと思いますが、歯科専用です。

実は歯科のユニットに付いているライトは一般の蛍光灯に比較して非常に明るくて、読書などに必要な明るさが500~1000ルクス程度なのに対し、歯科用ユニットのライトは1万~2万ルクス以上のものもあるのです。

普段、診療しているときには実感が無いのですが、以前、中学生の歯科検診を体育館でしたときに明かりの大切さを実感しました。そのときは学習用の蛍光灯で行なったのですが何しろ見えにくい。奥歯なんて本当に見えない。たぶん、歯科のユニットの明かりだと反射光でもそれなりに見えるだけの明るさが保たれるのでしょうが、学習用の蛍光灯の反射光では歯の形態を判別するのがせいぜいで、とても歯の隣接面の虫歯を正確に認識はできないと感じました。
よほど大きな虫歯だったら見逃すことは無いと思いますが、学校歯科検診はあまりに酷い口腔内状況の学童・生徒をスクリーニングするためのものであって、学校歯科検診の結果を鵜呑みにするのは危険だと実感しました。

さて、そんな明るい状況が確保されているのに何でペンライトが必要なのかというと、骨に埋もれた歯(埋伏歯)に矯正装置を接着する際に必要なのです。
埋伏歯に矯正装置を接着する際には骨を削る手術をして埋伏歯を見える状態にするのですが、場合によっては間口が6~7mmで深さが1cmという状態の埋伏歯の表面に矯正装置を装着しなければならない状況になることもあります。例えていうとトンネルの先端の歯に装置を装着するような感じでしょうか。
これだけ間口が狭いとさすがの歯科ユニットの明るさでも見えないので、ペンライトで照らすのです。

ガレリアンルーペマルチセット

拡大ルーペ|所沢 アクイユ矯正歯科

Kimのヘッドライトを使い始める5年くらい前に購入したものです。眼鏡の前にある下の2つが拡大ルーペでその上にあるのがLEDライトです。

LEDライト|所沢 アクイユ矯正歯科

さて、このルーペは口腔内を3倍で見ることが可能です。最近の矯正装置、特に舌側矯正の装置はどんどん複雑になってきていて、舌側は明かりが届きにくいこととあいまって実に見えにくい。知り合いの先生に拡大ルーペを2週間ほどお借りして使用してみたところ案外使えることが分かったので購入してみました。

でも難点が多かった。まず重い。装着すると頭が3倍くらいの大きさになちゃったんじゃないかと感じるくらいに重い。常時使用して慣れてしまえばそうでもないのかもしれませんが、常時使用する予定はないし1/3くらいの重さにしてほしい。 あとLEDライトの電池が大きすぎる。下の写真の台に使用している黒いスピーカーのようなものが電池なのですが、これを白衣のポケットに入れているとすごく重みを感じました。
現在使用しているKimのヘッドランプはこれと比較しても本当に良い商品だと思います。