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口腔内写真撮影用カメラ1
数ある設備の中でも患者様が最も頻繁に目にするのがこの口腔内カメラだと思います。
当院には3種類の口腔内カメラがあって、それぞれ歯列全体の撮影用、数歯~数mmのマクロ撮影用、歯垢や歯石の撮影用(歯垢や歯石が赤く写ります)と用途が異なります。
この「CANON EOS40D」のセットは歯列全体の撮影用です。歯列矯正の経過を追うには歯列全体を撮影して経過を把握しなければ意味がありませんからこのカメラが最も活躍頻度が高いのです。
セット構成はカメラ本体+50mmマクロレンズ+リングストロボ。リングストロボはあまり馴染みが無いかもしれませんが、このストロボを使うことで影なく撮影することができます。
このセットの内、リングストロボとレンズを購入したのは随分前になります。当時はカメラ本体がEOS10Dでした。500万画素位でしたが、当時のコンパクトデジタルカメラが150万画素程度、ノートパソコン(VAIO)に付いていたデジカメが30万画素でしたから500万画素でも結構凄いなと思っていました。
当時の購入価格は37万円。今なら1000万画素のEOS KISS Fで組んでも15万円で買えますし、、まあそんなものです。(2016年9月発売のiphone7は1200万画素です)。
「2022年11月追記:2016年に書いた文章を6年振りに読み直してみると500万画素とか1200万画素とかかわいいものですね。この6年間で一眼レフからミラーレス一眼に移り変わり、カメラメーカーも一眼のCANON、NIKONからミラーレスのSONYが主役になりました。そして画素数も高位機種では5000万画素数以上あります。
自分でもたまにミ、一眼とコンデジ、iohoneとの差は拡大したときにはっきりわかります。一眼で撮影したのは拡大して切り取っても(トリミング)そこそこ使えるんですが、iPhoneで撮影したのは全く使えない。画素数は意味ないと聞いてはいましたが納得です。たぶん、センサーサイズ(フルサイズとかAPS-Cとか)のほうが重要なのかなと思います」
暫くは購入時のまま使用していました。ところが、10Dのパソコンとケーブルで繋ぐ部分が壊れてしまったのでCANONに修理に出したのです。
そしたらなんと「故障部品の入荷予定が長期間無いので修理の代わりにEOS40Dを15750円で販売します」とのこと。
というわけで普通に買えば10万円以上するEOS40Dを15750円で手に入れるという荒業に成功しました(狙ったわけじゃありませんよ)。
もっとも修理予定期間が2週間で「代替機は用意できません」というので仕方なく、たった2週間のためだけにEOS KISS Fを45000円で購入しているので喜びも半分くらい。
CANONさんも代替機くらい用意してくれればいいのにね~~
(EOS KISS Fはいつ訪れるとも知れない出番の日のために休眠中・・・)
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