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マウスピース型カスタムメイド矯正装置(ASOアライナー)
クリアアライナー:透明で取り外しできる快適で新しい歯列矯正装置
クリアアライナーは今までの歯に接着する矯正装置とは異なる、取り外しが可能で、透明で目立たないマウスピースタイプの矯正装置です。(アソアライナー、アクアシステムなども製造会社が異なるだけでほぼ同じ装置です)
装置の外観は先にご紹介したインビザラインとほぼ同じです。インビザラインとクリアアライナーはとても良く似た矯正装置ですが、適応可能な症例に違いがあります。クリアアライナーは奥歯の矯正治療や抜歯治療は適応外となっており、インビザラインよりも軽度な症状の治療に適しています。
クリアアライナーに適した症状
- 軽度な歯のでこぼこ
- 前歯の間の隙間
クリアアライナーに適さない症状
- 抜歯を必要とする症状
- 奥歯の治療を必要とする症状
治療前にコンピューターを用いて精密な治療計画を立てます。
治療計画をもとに計画した移動量の作業用模型を作成します。 この作業用模型でクリアアライナーが作成されます。
作製されたクリアアライナーを口腔内に装着することで歯が作業用模型と同じ配列になります。
完成したクリアアライナー。一ヶ月の間にSOFTタイプとHARDタイプ2種類のクリアアライナーを順次使用します。
透明ですから装置を付けていてもほとんど見えません。
あらゆる症状が治療可能な装置ではありません。詳しくはお問い合わせください。
クリアアライナーでの治療例
クリアアライナーでの治療例1:軽度な歯のでこぼこ
治療期間:9か月間
上下顎の前歯に凸凹があります。アソアライナーは前歯部に限局した軽度のでこぼこの治療に適しています
治療の目安
- 主訴
- 軽度な歯のでこぼこ
- 診断名
- 叢生
- 年齢
- -
- 治療に用いた主な装置
- マウスピース型カスタムメイド矯正装置(ASOアライナー)
- 抜歯部位
- 非抜歯
- 治療期間
- 9か月 / 月に約1回の通院
- 治療費
- 片顎約420,000円(税込)
- リスクと副作用
-
- 歯みがきが不完全なまま長時間マウスピースを装着すると、虫歯や歯周病のリスクが高くなるので、念入りな歯みがきが必要になります。
- 初めてマウスピースを装着した時や取りかえた後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。
- 小児や骨格性要因を含む症例には適さず、精密な歯の移動は原則として困難で満足な結果が得られない場合があります。
- 適切な装着時間を守らないと歯が動かず、治療期間も延長します。
- 歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- リテーナー(保定装置)を適切に使用しない場合は、後戻りすることがあります。
クリアアライナー治療例2:前歯の隙間
治療期間:1年2か月
上下顎前歯に隙間があります。空隙歯列はマウスピースタイプの矯正装置に適した症状といえます
治療の目安
- 主訴
- 上下顎前歯に隙間
- 診断名
- 空隙歯列
- 年齢
- -
- 治療に用いた主な装置
- マウスピース型カスタムメイド矯正装置(ASOアライナー)
- 抜歯部位
- 非抜歯
- 治療期間
- 1年2か月 / 月に約1回の通院
- 治療費
- 両顎約870,000(税込)
- リスクと副作用
-
- 歯みがきが不完全なまま長時間マウスピースを装着すると、虫歯や歯周病のリスクが高くなるので、念入りな歯みがきが必要になります。
- 初めてマウスピースを装着した時や取りかえた後は、疼痛や圧迫感などを感じることがあります。
- 小児や骨格性要因を含む症例には適さず、精密な歯の移動は原則として困難で満足な結果が得られない場合があります。
- 適切な装着時間を守らないと歯が動かず、治療期間も延長します。
- 歯を動かす際に、歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- リテーナー(保定装置)を適切に使用しない場合は、後戻りすることがあります。
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